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2022-12-10
角川武蔵野ミュージアム
有料

角川アカデミア森の学校<冬の特別講座>「万葉集と武蔵野そして令和」開催

武蔵野の地で角川文化振興財団が開講するカルチャー講座「角川アカデミア森の学校」。12月10日(土)に冬の特別講座として、国文学者・中西進氏が講師を務める「万葉集と武蔵野そして令和」が実施されます。
イベント名
万葉集と武蔵野そして令和
開催期間
2022-12-10
開催時間
14:00~16:00 ※神社参拝を含む
料金
3,950円(税込) ※参拝料を含む
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講座内容


武蔵野坐令和神社

万葉集研究の第一人者が『万葉集』に歌われた武蔵野の魅力を語る!
当時、辺境の地のひとつであった「武蔵野」を詠んだ古代東国の人びとの姿とは…。

・『万葉集』にちなんだ年号「令和」の由来も解読!
・講義後、参加希望者は武蔵野坐令和神社を正式参拝できます。
・講座に合わせ、神社に「金沢文庫本万葉集断簡」を特別展示!

「八世紀も昔の『万葉集』が、当時の武蔵野に生活した人びとの生の歌声を残してくれていることは、貴重なことでした。さらにその内には、戦争に出かける兵士の歌、別れを悲しむ女の歌もあります。無形の人間遺産といってもいいでしょう。その中から、新しい元号の「令和」を考えることも、できたら幸いです。国家が示す未来像と、生活者として生きる中で、われわれがどう向き合えばいいのか、古代武蔵の万葉びとにも聞いてみたいものです。」(講師より)

埼玉県には万葉の歌碑が各地に見られますが、『万葉集』には「武蔵」の地が詠み込まれた歌が収録されていて、巻14には武蔵国の歌9首が収められています。武蔵野の花や草を背景にした恋の歌や時代を映した厳しい歌などです。
『万葉集』の編まれた時代、武蔵野の広がる武蔵国はどのような地域だったのでしょうか? 当時の日本人、都の人々はどのように武蔵野を見ていたのでしょうか?
講座では、年号の由来となった『万葉集』の中の「令和」についても触れていただきます。『万葉集』研究の第一人者による貴重な講座をお楽しみください。(角川アカデミアより)

【講師紹介】中西 進(なかにしすすむ)


中西 進

昭和4年(1929)8月21日、東京都に生まれる。東京大学大学院博士課程修了、文学博士。現在富山県高志の国(こしのくに)文学館館長、社団法人日本学基金理事長。平成17年(2005)瑞宝重光章、同25年(2013)文化勲章受章、富山県特別栄誉賞受賞、令和元年(2019)京都市名誉市民。大学在学中、久松潜一に師事、高木市之助、土居光知の学風を慕う。博士論文『万葉集の比較文学的研究』で読売文学賞を受賞(33歳)、『万葉史の研究』と合わせて日本学士院賞を受賞(40歳)。
以後、比較文学、日本文化の研究で知られ、『源氏物語と白楽天』で大佛次郎賞、『万葉と海彼』で和辻哲郎文化賞。「中西進の万葉こころ旅」100回放送で奈良テレビ放送文化賞、奈良県観光PR大賞特別賞、「万葉みらい塾」で菊池寛賞。ほか京都新聞文化賞、北日本新聞文化賞、アカデミア賞、(韓国)昌原KC国際文学賞など受賞。


開催概要


開催日時

2022年12月10日(土)
14:00~16:00(神社参拝を含む)

受講料

3,950円(税込、参拝料を含む)

会場

ところざわサクラタウン
角川武蔵野ミュージアム4階 レクチャールーム

備考

・14:00~15:30までレクチャールームで講義を行い、その後、ご希望の方は武蔵野坐令和神社の正式参拝をします。
・講座に合わせ、神社に「金沢文庫本万葉集断簡」を特別展示します。
・当日は、検温、マスク着用のご協力をお願いいたします。

受講申し込み

Peatix
https://manyou.peatix.com/view
※申し込みには会員登録(無料)が必要です。